昨日は津田塾学園という陸の孤島にチュートリアルを聞きに行った。
Sun(Oracle)のFortress、GoogleのGO、IBMのX10の三つの説明が行われた。
どれも3時間近くにわたる長い講演だったのでなかなか体力を消費した。
Fortressの講演は英語で、言語仕様の話は少なかったのであまりよくわからなかった。
GOは並列部分に関しては共有メモリ方式からメッセージ方式にしたところが新しいようだ。
細かい言語の仕様については従来のコンパイル言語の可読性の悪さや、
型やインターフェイスの使いにくさをスクリプト言語の仕組みで補ったようなものらしい。
X10はJavaをベースにし、ヘテロな並列分散環境に対応し、
書き易さと性能の出しやすさのバランスを求めて作成されている。
Placeという概念を持ち込むことで、データのスコープなどが適切に管理できるようだ。
Placeを適切に区切ることにより、キャッシュやメモリの範囲を意識しつつ並列処理を容易に記述できる。
Javaの同期の面倒さも記述や実行方法を改めることで解決しているらしい。
上記の内容は大いに誤りを含んでいそうなので参考にしないでください。
新学期
13 年前
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