2011年11月30日水曜日

学会参加時の注意事項(特に海外)

今回SCに参加させていただき、色々注意すべき点があったのでメモとして残しておくことにします。


・清算
立替払いで予算を使う場合、各種手続きを行う必要がある。
URLを送ると秘書さんに支払い手続きからやってもらえる場合も。

学会参加費:カード明細を提出
宿泊費:国内はカード明細や領収書を提出、海外は一律で一人一泊1万円支給
    学会発表の場合は発表者氏名がわかるURLの送付と印刷物を提出
    それ以外の場合は開催日時などのページか交通費の日付で照会する
交通費:新幹線等国内交通費は開催地に応じて支給、飛行機は領収書を提出
食費: 学会中の食事回数毎に1000円を参加費から減額
報告書:五行程度の文章で、学会での活動、予算との関連性を出張報告として記述

以上のものを秘書さんに提出する。

・飛行機
なるべく余裕をもって行動する
飛行場から滞在地までの移動手段も事前に調査するべき
日中かどうかで機内温度が著しく変動するので着替え(上着)は必須
機内は大変乾燥するためマスクやのど飴で自衛すること
スリッパは普通支給されないが、足の疲れに大きく関わる
金属探知機対策としてPC等は速やかに出せるように
液体持込は100mlまでなので透明な袋を忘れないように

旅行サイトを2箇所くらい見て予習すれば問題ない

・海外滞在中
携帯電話は複数人で購入しないと効果は薄い
端末込みのプリペイドはスーパーやデパートのほうが機種は豊富
1週間程度なら2千円弱で稼動できるので導入する価値は高い

・論文
特定領域のアプリケーションの発表は外れが多いので事前にチェックが必要
実装したこと自体に意味があるものが多く、システム屋には全く無意味な発表も
評価が曖昧、最適化手法が領域特化しすぎ、ドメイン自体の紹介発表・・・など

背景知識の薄い発表は事前に論文を読まないと英語で理解するのは困難
そもそも重要な単語の意味がわからず発表全体が理解できない恐れもある
→事前に読むなら発表を聞きに行く必要は薄れる
特別な事情がない限り、自分の研究領域に近いものを選ぶべき

チュートリアルはあくまで基礎、実践がメインなので既知の技術なら参加する意義は薄い
有料のものだと資料は完成度の高いものもあるので最悪一人だけ参加すればよい


#追記
アプリケーションの発表を否定するような文になってしまったが、
あくまでもシステムの研究の参考にはなりにくいという意味です。
システムの研究においても本当の目的はアプリケーションの高速実行なので、
常にアプリケーションとの連携を考える必要はもちろんあります。
ただ、自らが対象としていないドメインのアプリケーションの論文発表を
聞くことが研究に直結するかどうかは非常に怪しい、ということです。

2011年11月9日水曜日

11/9 CUDAからOpenCLへの移植

簡潔にまとめられている記事があったので。

OpenCLLink プログラミング
http://reference.wolfram.com/mathematica/OpenCLLink/tutorial/Programming.ja.html

2011年11月1日火曜日

11/1 CUDA on Linux

フィックスターズ、Eclipse CUDA プラグインをオープンソース化
http://www.fixstars.com/ja/company/press/20110221.html

便利そう。
しかし最近はOpenCLばっかりなので使う機会がなさそう。