2011年4月19日火曜日

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「OpenCL入門」という秀和システムの本を読み、サンプルプログラムを書いて学習している。


OpenCL自体は本を読めばある程度はわかるが、Visual Studioまわりで色々苦戦中。

・ソリューションの追加
Visual Studio 2010ではプロジェクトを作成するときにソリューションを選ぶか
追加できるので、ソリューションの追加みたいなメニューがないようだ。

・ソリューション内での構成のプラットフォームの選択
64bit用のデバイスドライバが入っているのでx64でコンパイルしたいのだが、
複数のプロジェクトで同じプラットフォーム(x64)を追加したい場合は
「新規作成」したときに「新しいソリューションプラットフォームを作成する」の
チェックボックスをはずさないとエラーが出る。

・実行結果のDOS窓(コマンドプロンプト)がすぐ閉じて悲しいことに
Ctrl+F5でコンパイル+実行すれば結果の窓が残る

など、VSを使い慣れている人からすると衝撃的なのかもしれない内容で戸惑ってしまった。


Visual Studio 2010でのOpenCLのコンパイル自体は、
1.ソリューションプラットフォームをx64にし、
2.VC++ディレクトリのインクルードディレクトリに「C:\Program Files (x86)\AMD APP\include」を追加、
3.同所のライブラリディレクトリに「C:\Program Files (x86)\AMD APP\lib\x86_64」を追加、
4.「リンカ」の「入力」の「追加の依存ファイル」に「OpenCL.lib」を追加すればOK。

Visual Studio 2010とAMD APP SDK 2.4さえちゃんと入っていればこれで全て動く。
これは64bit Windows 7とAMD GPUの組み合わせのみに当てはまると思うが、
32bitの場合でも(x86)の部分とソリューションプラットフォームの変更を除けばだいたいいけると思う。

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