2009年6月27日土曜日

6/26TESLA

とうとうサイコムのAMDマシンが到着しました。
Memtestも無事クリアし、TESLAの凶悪な消費電力にもへこたれず、現在無事に稼働しています。
CentOSはDVDISOのダウンロードがうまくいかなかったり、トレントで皆さんにご迷惑をかけたり、DVD-Rがうまく焼けずにブーメランを量産したりでなかなか苦労しましたが、七転び八起きでようやくインストールに漕ぎつけました。

CentOSインストール後の作業は比較的容易で、CUDAのSDKダウンロードサイトのダウンロード方法に多少手間取った以外はすんなり開発環境を構築できました。
ソフトウェアの対応状況がLinuxではRHELやFedora,Debian,Ubuntuしかなく、人事は尽くしたので天命を待つ思いでRHEL版を試してみました。
インストーラにRHELと表示されるものの、インストール行程では一度も躓くことなく恙無くインストールも終了し、伊達に互換OSを名乗ってはおらぬと感心しました。この調子でSystem Sもバリバリ動かしてくれるとありがたいですね。

CUDAインストールの注意点としては、1.NVIDIA推奨のソフト導入順番を守ること2.インストール前にGCC/G++のVer.4.1以上を導入しておくこと3./etc/ld.so.confに"/usr/local/cuda/lib/"という行を追加して/sbin/ldconfigを行うこと/usr/local/cuda/binに実行PATHを通すこと、が挙げられます。
1と2と4は言わずもがなだが、3はコンパイルが成功後にエラーが出たのでかなり焦った。

無事これらの作業を終えると、晴れてGPGPUの世界へ旅立てるわけだが、何故か現時点ではrootでないとバイナリを実行してもGPUでの計算が行われません。どこかの関連ファイルのPermissionがroot onlyになっているみたいで、また原因追究を行っておきますので、現時点ではコンパイル+実行はルート権限で行うようにしてください。
ノードのIPは160、suzumura-teslaとしてあります。

1 件のコメント:

  1. お疲れ様です!これで、GPGPU の世界へ旅立てますね。やはり、自分たちの研究環境に Tesla を触れるというのは、なんともわくわくしますね。

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