2011年10月20日木曜日

llano 環境整備

作業まとめ

・Oprofile
sudoがあると便利なので一緒にyumしておく。
vmlinuzを含めたプロファイルにはkernel-debuginfoも必要。
oprofileをyumすれば終わり。

yumではkernel-debuginfoが落とせないときがあるので、
その場合はkernelとかOSのバージョンとdebuginfoで適当にググると出てくる。
依存関係でkernel-debuginfo-commonもいる。
今回は山形大学のお世話になった。
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/scientific/6.1/archive/debuginfo/kernel-debuginfo-2.6.32-131.0.15.el6.x86_64.rpm
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/scientific/6.1/archive/debuginfo/kernel-debuginfo-common-x86_64-2.6.32-131.0.15.el6.x86_64.rpm

・ATI driver
runlevelが5だとドライバ生成が失敗する。
Xが起きているとまずいみたい。

/etc/inittabを編集。
id:5:initdefault:
上のような行があるので、5を3にする。
id:3:initdefault:

また、rpm-buildとkernel-develも必要なのでyumしておく。

ドライバを生成するスクリプトをAMDから落として起動。
# wget http://www2.ati.com/drivers/linux/ati-driver-installer-11-9-x86.x86_64.run
# ./ati-driver-installer-11-9-x86.x86_64.run
色々聞かれるが、自分のOSとbit数を当てればいいだけ。
ディレクトリはそのまま/のままでよい。

こうするとrpmが生成されるので、これをインストール。
/usr/share/ati以下や/root以下のlogに変なことが書かれていなければOK。
成功するとamdcccleなどが使えるようになる。

OpenCLを使うのはだいぶ前に書いた/etc/OpenCL/vendorsもいるので注意。
前回からの転載。

/etc/OpenCL/vendors/amdocl32.icd
中身↓
libamdocl32.so

/etc/OpenCL/vendors/amdocl64.icd
中身↓
libamdocl64.so

これでデバイスが認識できてOpenCLのコードが動く。
ただし、このままではCPUしか利用できない。
SSH経由でGPUを叩くには、ホストマシンでXにログインが必要。
rootでなくとも自分のユーザ名で可。(login後、startxすればよい)

その後、
$ export DISPLAY=:0
としてローカルのXに繋ぐ。
こうしないとGPUを認識してくれない模様。

以上でOpenCLが使えるようになる。


<10/20 17:49 追記>
APUの内蔵GPUをOpenCLデバイスとして正しく認識するには、
runlevelをもう一度5に戻して再起動する必要がある。注意。


(以前設定したままなのでSDKの導入、パスの設定は省略した)

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